小野駅(おのえき)は、兵庫県小野市神明町字西畑ケにある、神戸電鉄粟生線の駅である。駅番号はKB57。
歴史
戦前は加古川線の小野町駅が加東郡小野町(現在の小野市)の玄関口であった。
年表
- 1951年(昭和26年)12月28日:電鉄小野駅として開業。当初は三木福有橋駅(現在の三木駅)から延伸した際の終着駅であった。
- 1952年(昭和27年)4月10日:当駅から粟生駅まで路線延伸、途中駅となる。
- 1971年(昭和46年)3月4日:当駅で入れ替え作業中の電車から乗務員が離れた際、電車が下り坂を粟生駅まで暴走。粟生駅で停車中の電車と衝突。
- 1988年(昭和63年)4月1日:小野駅に改称。
- 1991年(平成3年)4月23日:橋上駅舎竣工。
- 2002年(平成14年)4月1日:無人化。
駅構造
島式1面2線のホームを持つ行違い可能な橋上駅である。ホーム有効長は4両であり、改札口は1ヶ所のみである。
沿線光ネットワークに接続された駅務遠隔システムが導入されており、センター駅から自動券売機・自動改札機・自動精算機・ビデオカメラ・インターホン・シャッターが遠隔操作される。そのため駅員巡回駅となっている。
曜日によっては定期券の販売が行われている。
のりば
- 付記事項
- 1・2番のりばとも両方向の入線・出発に対応している。また、2番線の横には粟生方が行き止まりとなった折返し線(ホームなし)が存在している。
- 基本は1番のりばに粟生行きが、2番のりばに鈴蘭台・新開地方面の列車が発着するが、当駅折り返し列車の長時間停車もあるので、時間帯によっては2番のりばに粟生行きが、1番のりばに鈴蘭台・新開地方面の列車が発着する場合もある。当駅折り返しの列車は基本的には1番線で折り返している。
- 夜間滞泊の運用もある。1番のりばと2番のりばに3両編成が留置されるほか、ホームに面していない留置線には4両編成が留置されている。
利用状況
1日あたりの乗車人員 1,532人(2021年度)
近年の1日平均乗車人員は下表のとおりである。
駅周辺
東口・西口両方の駅前にロータリーがある。小野市の代表駅であり、市街地にある。
- 小野市立好古館
- 小野商店街
- 兵庫県立小野高等学校
- 兵庫県立小野工業高等学校
- 小野市立小野中学校
- 小野市立小野小学校
- 小野本町郵便局
バス路線
隣の駅
- 神戸電鉄
- ■粟生線
- ■準急・■普通
- 市場駅 (KB56) - 小野駅 (KB57) - 葉多駅 (KB58)
- ■準急・■普通
脚注
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- その他の「小野駅」 - 近畿地方には3駅ある。
- 小野商店街 - 小野駅前から始まる江戸時代から続く長さ850 mの商店街。
外部リンク
- 小野駅 - 神戸電鉄




