桃園駅(タオユェンえき、とうえんえき)は、台湾桃園市桃園区にある、台湾鉄路公司縦貫線の駅。かつては林口線との接続駅だった。
また、桃園捷運の緑線と桃園捷運棕線(中国語: 桃園捷運棕線)が当駅への乗り入れを計画中。
概要
桃園市の中心駅かつ縦貫線の主要駅であり、殆どの優等列車が停車する。自強号の一部が通過、莒光号は全て停車。林口火力発電所への貨物線・林口線は駅の北側で分岐し運行していた。
歴史
台鉄
- 1893年(光緒19年)11月30日 - 清朝全台鉄路商務総局鉄道の桃仔園火車碼頭として開業。
- 1905年(明治38年)7月1日 - 縦貫線改線工事の際に駅舎を新築し、桃園駅と改称(当時の表記は「桃園停車場」)。
- 1968年1月1日 - 林口線開業
- 2005年10月28日 - 貨物線であった林口線での無料旅客輸送を開始。
- 2012年
- 12月28日 - 林口線旅客輸送を終了。
- 12月31日 - 林口線貨物輸送を終了。
- 2015年7月26日 - 高架化工事のため、仮設駅舎とホームの使用を開始。
- 2020年3月19日 - 捷運緑線工事に伴い旧駅舎とホームの撤去開始。
捷運
- 2019年9月20日 - 本駅を含む桃園捷運緑線地下区間が着工。
文化資産
日本統治時代の駅倉庫は市の歴史建築に登録後、「桃園軌道願景館」としてリニューアルされた。
駅構造
単式・島式ホーム2面3線の地上駅。廃止された林口線は無料旅客輸送開始の際、乗客の混雑を回避するために駅の西側に専用ホーム(単式ホーム1面1線)が設けられていた(縦貫線ホームとの連絡無し)。
のりば
利用状況
台鉄の利用人員は台北駅に次いで全国2位である。
駅周辺
- 台1甲線
- 遠東百貨FE21'桃園店
- 統領百貨桃園店
- 新光三越百貨桃園駅前店(旧衣蝶百貨桃園店)
- 景福宮
- 桃園市立桃園国民小学
- 桃園市立東門国民小学
- 桃園市立南門国民小学
- 桃園市立建国国民小学
- 国立桃園高級中学
- 国立台北科技大学付属桃園農工高級中学
- 中華郵政桃園郵局
- 桃園市政府警察局
- 桃園分局武陵派出所
- 桃園分局景福派出所
- 桃園文昌廟
- 桃園市立図書館桃園分館
バス路線
隣の駅
- 台湾鉄路
- 縦貫線北段
- 鳳鳴駅 - 桃園駅 - (桃園医院駅) - (中路駅) - 内壢駅
脚注
註釈
出典
関連項目
- 台湾の鉄道駅一覧
外部リンク
- 台湾鉄路公司 – 桃園車站 (繁体字中国語)
- (旧)桃園駅(台湾鉄路管理局) - ウェイバックマシン (繁体字中国語)
- 桃林鉄路客運列車 (繁体字中国語)
- 台鉄都会区捷運化桃園段高架化建設計画(台湾鉄路管理局) (繁体字中国語)




