ボールドリーズンBold Reason、1968年 - 1985年)はアメリカ合衆国の競走馬、種牡馬。1971年のトラヴァーズステークスを制した。サドラーズウェルズ・フェアリーキング兄弟の母父として知られる。また無敗のアメリカ三冠馬となったシアトルスルーの父Bold Reasoningとは直接の関係はないがBold Reasoningの母父がHail to Reasonである。

競走馬時代

グッゲンハイムディスパーサルセールでウィリアム・レヴィンに5万2000ドルで落札された。

クラシック三冠競走ではそれぞれ3着、5着、3着に敗れるが、その後は芝・ダートを問わず活躍しトラヴァーズステークス、ハリウッドダービー、アメリカンダービー、レキシントンハンデキャップに勝利した。2年間で17戦7勝の成績を残し引退した。

種牡馬時代

引退後はロビンズネストファームで種牡馬入りした。2年後にクレイボーンファームに移動した。

21頭のステークスウィナーを輩出し、1984年にはサドラーズウェルズの活躍もありイギリス・アイルランドのリーディングブルードメアサイアーに輝いた。その翌年の1985年、サマンサファームで死亡した。

主な産駒

  • Fairy Bridge(2戦2勝、サドラーズウェルズ・フェアリーキングの母)
  • Castilla (イエローリボンステークス)
  • The Liberal Member (ブルックリンハンデキャップ)
  • Sound Reason (ソヴリン賞最優秀2歳牡馬)

ブルードメアサイアーとしての主な産駒

  • Sadler's Wells (イギリス・アイルランドリーディングサイアー14回)
  • Fairy King (フランスリーディングサイアー)
  • ヴァインゴールド(繁殖牝馬)

血統表


  • 父Hail to Reasonは同馬の項参照。
  • 母Lalunはケンタッキーオークス馬。
  • 半兄のNever Bendは1971年のイギリス・アイルランドリーディングサイアー。

参考文献

  • BloodHorse.com (英語)

外部リンク

  • 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ

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