グレイスフルリープは、日本の競走馬。2018年のJBCスプリントの勝ち馬である。
馬名の意味は英語で優雅な跳躍から。
経歴
2歳
2012年9月8日阪神の2歳新馬戦で1番人気でデビューしたがスリーフォスターの2着。2戦目で初勝利を挙げ、11月の2歳500万下では8番人気ながら2着と好走するも12月のポインセチア賞は15着に終わる。
3歳
4月7日阪神の3歳500万下で2着のあと、4月27日京都の3歳500万下で2勝目を飾る。初の芝挑戦となった葵ステークスは13着と惨敗するも、ダートに戻った鶴見特別では3勝目をマークする。しかし、その後は勝ちきれないレースが続いた。
4歳
明け4歳となって2戦は惜敗が続いていたが、3月の播磨ステークスで久々の勝利を挙げてオープン入りする。その後は勝ち星に恵まれず準オープンに降級となったが、12月の妙見山ステークスで5勝目を挙げ再びオープン入りする。
5歳
すばるステークスは2着、コーラルステークスは8着と勝ちきれなかったが、休養を挟んで挑んだグリーンチャンネルカップでは9番人気の低評価ながら勝利を収める。続く霜月ステークスはマルカフリートの2着、年末のファイナルステークスは6着であった。
6歳
すばるステークスは2年連続で2着。3月のポラリスステークスは快勝したものの、続くコーラルステークスは5着に終わる。初の交流重賞に挑んだサマーチャンピオンでは好スタートからハナを奪いマイペースで逃げると直線では後続馬の追撃を振り切って重賞初制覇を挙げる。しかし、その後は惜敗が続いた。
7歳
韓国に遠征し、コリアスプリントでは道中2番手で追走すると直線で抜け出して快勝。カペラステークス9着のあと、兵庫ゴールドトロフィーでは先行集団から3コーナーで抜け出して勝利を収め、この年を終える。
8歳
3月の黒船賞は5着に終わるも、4月の東京スプリントでは逃げ切って重賞4勝目を挙げる。その後2戦は勝ちきれずにいたが、11月4日のJBCスプリントは好位追走から脚を伸ばすと最後は逃げ粘るマテラスカイをクビ差で捕えてJpnI初制覇を飾った。
9歳
3月のドバイワールドカップミーティングを目標としていたが、右前脚に腱しょう炎を発症し、休養期間が長くなる見込みとなったため、引退することになった。3月1日付で競走馬登録を抹消、引退後は福島県飯舘村の馬・デイズクラブで乗馬となる。
翌2020年に引退名馬繋養展示事業の助成対象馬となった。
競走成績
- コリアスプリントの結果は韓国馬事会公式サイトに基づく
血統表
出典
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、KEIBA.GO.JP、JBISサーチ、Racing Post
- グレイスフルリープ - 競走馬のふるさと案内所
- グレイスフルリープ - 引退名馬(名馬.jp)



