空小経』(くうしょうきょう、巴: Cūḷasuññata-sutta, チューラスンニャタ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第121経。『小空経』(しょうくうきょう)、『小空性経』(しょうくうしょうきょう)とも。

類似の伝統漢訳経典としては、『中阿含経』(大正蔵26)の第190経「小空経」がある。

釈迦が、アーナンダに、空の境地について説く。

構成

登場人物

  • 釈迦
  • アーナンダ

場面設定

ある時、釈迦はサーヴァッティー(舎衛城)のミガーラマーター講堂に滞在していた。

そこにアーナンダが訪れ、釈迦に空の境地について問う。

釈迦は、あるものへと心を傾け合一させていくと、他の観念が消えていき空っぽになる性質を説明していく。

アーナンダは歓喜する。

日本語訳

  • 『南伝大蔵経・経蔵・中部経典4』(第11巻下) 大蔵出版
  • 『パーリ仏典 中部(マッジマニカーヤ)後分五十経篇I』 片山一良訳 大蔵出版
  • 『原始仏典 中部経典4』(第7巻) 中村元監修 春秋社

脚注・出典

関連項目

  • 空 (仏教)

外部リンク

  • Cūḷasuññatasuttaṃ - Tipitaka.org
  • Cula-suññata Sutta: The Lesser Discourse on Emptiness - translated by Thanissaro Bhikkhu - 英訳

空(般若心経シリーズ) 作品・アートワーク|高岡亜衣 書道家 京都

空|s

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空海般若心経秘鍵 KukaiHiken/Showgen. YouTube

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