住吉駅(すみよしえき)は、兵庫県神戸市東灘区住吉宮町五丁目にある、阪神電気鉄道本線の駅。駅番号はHS 24。
西隣の御影駅とは駅間距離がわずか500mしか離れておらず、阪神本線では最も短い。
歴史
- 1905年(明治38年)4月12日:阪神本線の開通と同時に開業。
- 1929年(昭和4年)7月:併用軌道から高架化される。
- 1995年(平成7年)
- 1月17日:阪神・淡路大震災で被害を受け阪神鉄本線運休し、当駅も一時営業中止。
- 2月11日:青木駅 - 御影駅間復旧により営業再開(同年6月26日に全線復旧)。
- 2014年(平成26年)4月1日:駅番号導入。
駅構造
相対式2面2線を有する高架駅。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。改札口は1か所のみで地上部にあり、ホームは2階にある。ホームにはベンチが並べてあるだけで、待合室は設置されていない。改札内コンコースからホームへの階段は、ホーム大阪梅田寄りに通じている。またエレベーターやエスカレーターは設置されていない。駅員は昼間に勤務しているものの、常駐しているわけではない。
1929年(昭和4年)に高架駅となり、ほぼ当時の形態を残している。そのため、当駅の階段には、昭和初期のデザインを思わせる意匠の丸窓がつけられ、特徴の一つとなっている。
また下り線の西方には、短区間ながら地上線では珍しい「直結軌道」が存在する。
のりば
- 実際には構内に上記ののりば番号表記はないが、公式サイトの構内図では上りホームが1番線、下りホームが2番線とされている。普通のみの停車であり、ホーム有効長は4両編成分(約80m)である。
利用状況
2023年11月の1日の平均乗降人員は2,737人で、阪神電気鉄道の駅では久寿川駅に次いで第43位。阪神本線の駅では最も利用客が少ない。
駅周辺
駅周辺には住宅地が広がる。駅すぐ南の国道43号を越えると工場や倉庫が多く立地する。
JR神戸線(東海道本線)・神戸新交通六甲アイランド線にも同名の「住吉駅」があるが、当駅とJR神戸線・六甲アイランド線の住吉駅までは約1km離れている。六甲アイランド線への乗換駅は上り線次駅の魚崎駅であり、JR神戸線への乗り換えは神戸三宮駅(JR線は三ノ宮駅)となる。
- 白鶴酒造本社
- 白鶴酒造資料館
- 菊正宗酒造本社
- 阪神住吉郵便局
- 国道43号
- 住吉公園
- 東求女塚公園
- 住吉公園保育園
- 神戸市立遊喜幼稚園
- 日本年金機構東灘年金事務所
- 近畿地方整備局六甲砂防事務所
- カトリック住吉教会
- 有馬街道
バス路線
- 神戸市バス
- 駅東側
- 33 JR甲南山手方面行き
- 35 阪神御影南口方面行き
- 39 甲南医療センター前・鴨子ヶ原・神大附属前方面行き
隣の駅
- 阪神電気鉄道
- 本線
- ■直通特急・■特急・■区間特急・■快速急行・■急行
- 通過
- ■普通
- 魚崎駅 (HS 23) - 住吉駅 (HS 24) - 御影駅 (HS 25)
- ■直通特急・■特急・■区間特急・■快速急行・■急行
脚注
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 日本の同一駅名・同一市町村で所在地が異なる駅の一覧
- 住吉駅 (曖昧さ回避)
外部リンク
- 住吉駅(路線図・駅情報) - 阪神電気鉄道

~廃止となる阪堺住吉公園駅に隣接し、神社を意識した朱塗りのホームと複々線の開放的な眺望が魅力的な駅~ ご](http://ekilog.info/wp-content/uploads/CIMG76291.jpg)


