寺井野町(てらいのまち)は、石川県能美郡に存在した町。

1907年の合併の時に、寺井と湯野・長野の野を合わせて自治体名とした。

地理

  • 現在の能美市寺井地区(旧・寺井町)の中心地にあたる所。多くは田んぼなど農耕地で平坦な地形が続き、南東に丘陵部が在る。
  • 江戸時代には北陸道の寺井宿が在り、これを中心にして町が発展した。
  • 九谷焼、絹織物などが主な産業だった。

歴史

  • 1907年(明治40年)8月5日 - 湯野村、長野村及び寺井村が合併して、寺井野村が発足する。
  • 1925年(大正14年) - 能美電気鉄道(後の北陸鉄道能美線)がこの年までに新寺井駅〜新鶴来駅(天狗山)間を開業。本村内に寺井西口、本寺井、末信牛島、加賀佐野、湯谷石子の5駅を設置。
  • 1926年(大正15年)6月1日 - 町制施行して、寺井野町となる。
  • 1947年(昭和22年)10月28日 - 昭和天皇の戦後巡幸。九谷陶磁器工場を視察。
  • 1956年(昭和31年)9月30日 - 寺井野町、吉田村の区域の一部、久常村の区域の一部及び粟生村が合併して、寺井町が発足する。

脚注

関連項目

  • 石川県の廃止市町村一覧

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寺町通り福井県大野市 善導寺ほか

寺内町さんぽ⑸ ひねもすのたりの時かいな

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