メゾン ある娼館の記憶』(仏: L'Apollonide: Souvenirs de la maison close 英: House of Tolerance)は、2011年のフランス映画。

概要

19世紀から20世紀にかけてのパリの高級娼館アポロニドを舞台に、そこで生活する娼婦たちの日常を美しくかつ退廃的に描く。監督はベルトラン・ボネロ。ボネロは監督・脚本の他に製作も兼任し、音楽も自ら手がけた。

本作は2011年5月に開催された第64回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品された。翌2012年の第37回セザール賞では7部門にノミネートされ、アナイス・ロマンが衣装デザイン賞を受賞した。同年のリュミエール賞ではアデル・エネルが有望若手女優賞を受賞した。

日本では2011年10月に開催された第24回東京国際映画祭のWORLD CINEMA部門で『ある娼館の記憶』の題で上映された後、2012年6月に劇場公開された。

キャスト

  • ノエミ・ルボフスキー:マリー・フランス
  • アフシア・エルジ:サミラ
  • セリーヌ・サレット:クロチルド
  • ジャスミン・トリンカ:ジュリー
  • アデル・エネル:レア
  • アリス・バルノール:マドレーヌ
  • イリアーナ・ザベート:ポーリーン

参考文献

外部リンク

  • メゾン ある娼館の記憶 - allcinema
  • L'Apollonide (Souvenirs de la maison close) - IMDb(英語)

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